柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

父の認知症

認知症の言動を受け流すって自分の忍耐との戦いです。

投稿日:

最近の父の認知症の悪化を何とかしたくて、

脳神経外科、わすれもの外来のある病院に行ってきました。

自分は、老化による軽い物忘れだけだと本気で言い張る父を連れて行くのは、大変でした。^^;

本当に自分の物忘れは軽いものだと思っているんですよね。

 

今日は、

軽いもの忘れなら、夜の10時から1時間程の間に9回も電話してこないでしょう?

受け流す私の身にもなってよねっていう話です。^^;

 

私昨日、実家の炊飯器のスイッチを入れて帰るのを忘れたんですね。

その事に父が気が付いてスイッチを入れようと炊飯器をあちこち押したらしいのです。

 

炊飯器の様子がおかしい。と夜の10時に1回目の電話がありました。

1回目の会話で、

私:「取り消しっていうところがあるでしょう?そこを押してスイッチを消せる?」

父:「押したぞ。スイッチが消えた」

私:「良かったわ。明日私が早く行ってスイッチ入れるからそのままにしていてね。」

父:「そうか、そうか。悪いね。頼むね。」

私:「じゃあ、おやすみ」

父:「はい、おやすみ。夜遅くにわるかったね。」

 

その後、またすぐどこか押したらしく毎回同じ言葉「炊飯器の様子がおかしい」から始まり、

1時間程で9回も電話がかかってきて、全く同じ会話を9回しました。^^;

 

携帯の使い方も忘れているし、固定電話の子機も使えないので、

リビングに置いてある固定電話の場所から、台所の炊飯器まで、

父が行ったり来たりするので1回の電話に時間もかかります。

 

私ちょうど、爽というアイスを食べていたんですよね。

スプーンですくって食べるタイプのアイス。

途中で柔くなって、美味しさが半減。(´;ω;`)

 

 

「認める、褒める、受け流す。」相手が認知症とはいえ、

正直、中々大変だよ。と今まで以上に思った夜でした。

 

特に受け流すって、自分の忍耐との戦いみたいなものですからね。

 

で、今朝。

約束通り朝早く実家に炊飯器の様子を見に行くと、

ご飯は炊けていました。ただ、お粥みたいな柔さでしたけど。

ちゃんと炊けたんだね。と声をかけると、意味がさっぱり解らない顔です。

ゆうべ、何度も炊飯器のスイッチがおかしいって電話くれたでしょう?と

また私も言ってしまったからああ大変。

誰が電話したって?

いつ電話したって?

何の用事で電話したって?

さっぱりわからん!!(怒)

 

はいはい。聞き流してというか、受け流して梨を剥きました。^^;

梨で気をそらす私の作戦は成功して、梨を口に入れた途端機嫌はなおりました。やれやれ。

 

受け流す努力も大変な忍耐です。^^;

私、いつまで持ち堪える事ができるでしょうか?(苦笑)

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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  1. JACK より:

    お久しぶりです。毎日ブログ読ませて頂いています。私は今59歳。次男は大学2年。妹さんの事でお悩みでよく似ていると思います。私達が。勝手に解釈してごめんない。くも膜下出血で倒れた母が6年になりました。存命です。あれから脳梗塞、右大腿骨頚部骨折、左大腿骨頸部骨折と次々困難が母にはありました。がしかしすべて私が一人で入退院から検査などの処理をしてきました。あの人(妹)にやらせると私ばかりやらせると言い出すからです。悔しい気持ち悲しい気持ち今まで恨み節も多々ありましたが母が大事にしていた黒猫が癌の為半年間通院をし今年の1月に見送ることになりました。壮絶な闘病生活は大変でした。そんな私を見てようやく母は私が一番だと言ってくれるようになりました。気持ちが楽になるのに随分時間がかかりました。

    • minori より:

      JACKさん、こんにちは。
      私こそご無沙汰しています。色々あったのですね。
      コメント読ませていただきながら、なぜか涙がでて仕方なかったです。
      私達の歳も同じだし、姉妹の姉という立場も一緒だし、
      息子の大学2年という学年も同じだから余計に感情がわいたのだと思います。

      一番だと言ってくれるようになったこと。

      良かったですね。報われますね。私もいつか言われてみたいな。
      また涙がでてしまいました。笑
      お母さまもお幸せですね。それが1番ですよね。

      またお便りください。
      ありがとうございます。

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