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50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

母との思い出

母の亡くなった時期と父の施設入所の時期は私の為だった?

投稿日:

最近、少しずつですが次女に私と母との関係を話せるようになりました。
日記の最後に小さい文字でぎっしり書いている、絶対人には話せないと思っていた2人の関係。

それを次女に少し話した時、次女が、
「お母さんは立派だよ。自分がされた同じことを自分の子供に繰り返す親が多いって言うじゃない?お母さんは全くそんな事なかったし、優しく育ててくれたもん」と言ってくれました。

その言葉でどれほど救われたか・・・。

それからは、私の中で気持ちに変化があり、過去も少しずつ笑い話に出来るようになりました。

そんな中、母の亡くなった時期を考えるようになりました。

母が亡くなったのは、私が2度目の夫の事で精神状態が毎日悪化する中、もう死んでしまいたいな。と思っている頃でした。
母の目からみた2度目の夫は、娘の再婚相手として最高の夫でしたので、私は真実を母に打ち明け、母の2度目の夫への気持ちを裏切る事ができなかったのですよね。

そんな時母は亡くなり、私は離婚に踏み切る事ができました。
もしも、母がまだ生きていて、あと数ヶ月でも仮面夫婦を演じていたら、私は完全に精神が崩壊していたと断言できます。

母の早い死が私を助けてくれたんだと思います。今考えるとタイミングを合わせたかのようです。

父の施設入所もそうです。
認知症親の自宅ひとり介護で、もう疲れ果て身体に異変が起き過ぎるほどのギリギリの状態の時、突然、1か所施設が空いた知らせがあり、あっという間に入所できました。

この父の時も、まだ施設の空きがなく自宅での認知症ひとり介護をしていたら、私は間違いなく倒れていたと思います。

 

ずっと悲観的な感情でこの母と父の出来事を考えていましたが、次女からもらった言葉で心が溶かされた私が、私と父と母の事を繋げて考えて見ると、

たまたま偶然のような全ての時期が、偶然ではなく、私のために用意された時期だったんだと言う風に考えられるようになりました。

母が亡くなった時期も私の為。
父が施設に入所した時期も私の為。

こういう風に気付けたのも、次女の優しい言葉のおかげです。

□「母との思い出」一覧

□認知症親を施設入所させた日の気持ち

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手作り果実酒を飲みながら、ずるいよ今頃。と涙する私です。

果実酒を飲んでいる時は、嫌な思い出ではなく、
母が亡くなる前のか細く小さくなって、子供のようになった母の姿と、
亡くなる前日に父が母の手を握り、
2人で歩んできた2人の人生をありがとうありがとうと言って話していた時の姿と、
そんな父の言葉を最後の力を振り絞り、
目を大きく開けて聞いていた母の表情を思い出します。


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