朝、父は腰の痛さでずっとベッドに寝ている状態
一度ご飯が食べたいと言うので 必死で車椅子で台所まで連れて行きましたが、やはり痛みで食べ物が喉を通らずまたベッドに戻り寝ました。
熱いお茶が飲みたいと父が言えば
・何度も何度もお茶を用意しては痛みで飲まずじまいで、
・お布団が濡れたので一式交換と洗濯と、
・腰をさすってあげたりしているうちに午前中は終わりました。
私はというと、何年か前から起きる立ちくらみが最近激しくなり、今日は特に激しい立ちくらみと、蒸し暑さで困りました。それでも父の介護は辞めるわけにはいきません。
午後になると、父は顔を歪めとても痛がり「死にそうな痛さで痛い痛い」と何度も私に訴えます。私にはもうどうして良いか解らず悩みに悩んで119番しました。
救急車が到着し、救急隊の方が認知症の方の搬送先が見つからないと困っていました。結局どこも見つからず・・・。帰って頂きました。
なんと言っても父が、救急隊の方の「どれくらい痛いですか」の問いかけに、「もう今は痛くないがのう。」と言って穏やかな顔をして寝てしまったのです。
・救急車を頼んでも認知症だと病院側が受け入れしてもらえない。
・父は痛くないと寝てしまう。
・隊員の方を見送り玄関を閉め父の所へ行くと、父は救急車が来たことも隊員の方の事も覚えていない。
私は自分の部屋で泣きました。
更に認知症の介護の難しさを知りました。
救急隊員の方はとても優しく、父の日頃の様子を聞き、一人自宅介護の様子も聞き、夜中また痛がりだしたら遠慮なく119番してください。とおっしゃって下さいました。ありがとうございます。と言うと涙が出ました。
その後、父は、この家に監禁されておるから何が何でも逃げなきゃならん。とんだ事件に巻き込まれたものだと言って、何度も紙パンツを脱ぎ素っ裸で逃げようとするわ、ここの住所がわかるか?と私に何度も聞くわで手が付けられませんでした。
昨日まで長くお泊りしていたショートステイを思い出し、監禁されたと変換されているのでしょう。
もうさすがにお手上げでした。
こんなに腰を痛がっているし、明日のデイサービスはどうしようかなと悩んでいましたが、どんなに腰が痛いと言っても行かせよう。一応行かせて様子をみてもらおう。ご迷惑なの解ってるけど、そうさせて下さい。
父は何も悪くない。解ってる。認知症という病気がそうさせてることくらい。解ってる。解ってる。だけど、
父に感情を入れるとしんどいばかり。
早く施設に入れますように。
私の介護が終わりますように。
今晩、何も起こりませんように。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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