夜中眠れずにいると、新聞配達が来ました。何時だろうと時計を見るとまだ夜中の3時。
眠れないし、それに父が新聞を見つけると大変な事になるので(過去記事を見てください)玄関に行くと、えっ?すでに父が立っているじゃありませんか。
もしや!玄関を見るともうすでに玄関はおしっこでビジャビジャ。下駄箱にしまい忘れた私のスリッパもオシッコまみれ。これで何度め?
履いていた室内スリッパが滑って私は廊下で滑りそうになる。
夜中の3時に玄関に水を撒きながら、もう決めた!!!新聞は今日限りで止めてやる!と新聞に怒りをぶつける私でした。^^;
・ヤブに鍋ごと味噌汁を捨てに行かなくなったし、
・作ったばかりのおかずを庭になげ捨てなくなったし、
・私をドロボーと間違えなくなったし、
・一度床に座ると立てなくなるくせにすぐ座ってしまう事も無くなったし、
・夜中1時間おきに起きてガスの火をつけることも無くなったし、
・夜中ガスに直接食べ物を置いて火をつけて、煙騒動も無くなったし、
・仏壇のマッチの火事騒動も無くなった。
・庭の花を手当たり次第むしり取る事も無くなったし、
・紙パンツを履いてくれるようになった。
・夜中大きな声で唸る事が少なくなったし、
・冷蔵庫の中身を手当たり次第捨てなくなった。
・頑なに拒んでいたデイサービスにも行くようになった。
でも、今はたった1つのおしっこの垂れ流しに頭を悩ませています。
そして明け方の5時。やっと寝たと思った父の様子がおかしいので部屋に行くと、上布団が結構濡れている。本人は雨漏れとさわいでいる。
ここで私は言った。これはお父さんのオシッコです。いつでもどこでもこうやって垂れ流ししてるのを私が後始末しているの知らないでしょうけれどね。あとは覚えていない程グチグチグチグチ。
わしのおしっことな?そんなはずはなかろうが!
と言う父にまたグチグチグチグチ。
父を見るとまたパンツを履いていない。何やってるのよ、お父さん!
電気ストーブを付け、紙パンツを履かせ、寒いと連呼する父の為にお茶を沸かし、台所のストーブをつけると灯油切れ。灯油を入れるために外に出るともう明るくなっていました。
家族は誰も知らない認知症の親と介護者の娘の2人だけの家の中での戦い。
こんな認知症家族を介護している人は、世の中にどれ程いるのだろう。
世界中の認知症親を介護する人と繋がりたい。
どれだけのため息と涙があるのだろう。
今日の午前中、必ず必ず新聞屋に停止の電話を入れる。必ず!
いつまでもすべての事を夜中の3時に来た新聞のせいにする私でした。
(新聞配達の方ごめんね。あなたは悪くない)
明日新聞が止まり、明日からは玄関に水を撒くことがなくなりますように。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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