高齢のしかも認知症の父と一緒にいると、
1つひとつの行事がこれが最後かもとつい考えてしまい、
出来るだけ、行事を楽しくやってあげようという気持ちになります。
今日は七草がゆを食べる日。
父は何日も前から、子供の頃七草を
五 七 五 七 七の短歌のリズムで覚えたと
楽しそうに言っては、
「せりなずな、ごぎょうはこべら、ほとけのざ、すずなすずしろ、これぞななくさ。」
とテンポよく歌っていたので、これは絶対に7日に七草がゆを忘れちゃだめだわ。」という事で、
今日スーパーに七草を求めて行ってきました。
パックを手に取るも、少し考えてしまった見た目と値段。
これが400円かぁ。
雑草に400円かぁ。うーん、どうしようかなぁ。
いかんいかん。お父さんが七草粥を楽しみにしてるではないの。
買い求め、実家に戻り、パックから取り出しまな板の上に七草を並べながら、
やはり気持ちは雑草に400円ねぇ。です。
しかも、昨日草むしりしていて、引き抜いて捨てたものとそっくりな草がありましたよ。
父が喜んで食べていたので今年の七草がゆを食べる行事は無事に終わりましたが、
私は食べてる最中も、これが400円ねぇ。草に400円も払ったのかぁ。と思ったのでありました。
底辺暮らしの私には、高い七草粥でした。^^;
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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