柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

父が施設に入って2年経つのに私が慣れない事。

投稿日:

今日は施設の父に会いに行ってきました。
父は認知症です。
最初は視線が合いませんでしたが、しばらくすると私と目が合いました。

施設の方が、長女さんが来てくれて、嬉しいね。と父に言うと、
父は私をしっかり見て、遠いところをご足労おかけしますなぁ。と言ってお辞儀をしてくれました。

庭の柿の木と梨の木の話をすると、笑って顔に力がでました。
毎回ですが、父がにっこり笑うと私はなぜだか涙が出そうになります。

父が認知症になってもう何年も経つのに、認知症でさえなければ・・・。と未だに切なくなります。

今日は、施設の方から、父の様子を詳しく聞く事ができました。
症状はずっと平行線をたどっていて、有難いです。

私が実家で介護している時は、全身を強い力で狂ったように掻きむしっていて、血だらけだったのですが、今はまったく掻かないといっていました。

きっと施設で穏やかに過ごしているのでしょうね。
ウトウトが少し多いらしいですが、ご飯の時間になると元気になると施設の方が笑っていました。^^
ご飯も全部一人で食べ切るそうです。

施設の方々のおかげで、認知症の父も介護が終わった私も元気でいられます。

施設に対して、何かご要望はないですか?と聞かれましたが、何もないです。
父のお世話をして頂いてただただ有難い限りです。

でも、やはりどうしても父の笑顔にはなぜだか涙がでます。

◆「認知症の父と私」一覧

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