柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

高齢者の父には腕より優しさ優先の病院を選んであげたい。

投稿日:

先週、高齢の認知症父が顔から足の指まで血だらけになりました。その時に行った病院での話です。

夜中に近くのやぶに生ごみを捨てに行き、よたよた歩いている途中で大雨になり、やぶの側溝ですべって父が転びました。(次の日やぶに見に行ったらスリッパがあったのでこんなところだと思います。)

夜中の2時前に唸りながらなにかゴソゴソしている音が聞こえてきました。いつもと違う唸り方をしているので、起きてみると、
真っ裸でずぶぬれで血まみれになった父がオロオロ動き回っています。

もうびっくりでした。台所には服を着たままプールにでも入りましたか状態に濡れた服が脱ぎ捨ててあり、床はびしょびしょ。その中で父が素っ裸でずぶぬれで血まみれでブルブル震えて立っているのですから・・・。

ほほ骨は晴れ上がり頬は傷だらけ。手もケガと打ち身で腫れていて、両膝もかすり傷と打撲で真っ赤。足のすねはズズズッと擦り傷で、

両足の親指から血が出てる。

手当てしている間にあばらのあたりが痛い、こんな痛みは初めてだと苦しがっていました。救急車を呼ぼうか随分迷いましたが落ち着いたので寝かせました。5時頃でした。

次の日、近くの整形外科に行きました。やっと連れて行きました。

夜中に起こった事と、傷の場所をすぐに言えるようにスマホに書いて行きました。

病院に着き、名前を呼ばれ、父がイスに座りました。
若い先生はカルテを見るなり言いました。

若い医者:「ケガですか?どこですか?ひどいところだけ見せてください。」

私:「ひどいところだけ?」

若い医者:「どこですか?」

と早口でせかすように言います。

私は、ひどいところだらけだけど、両足の親指が一番血が出たのでそこを言いました。

若い先生:「何をしていてケガしましたか?」

と早口で質問するので、私がえっとあのぅ・・・というと、医者は

若い医者:「はい、もういいです」と私の言葉をさえぎりました。

私、はい???って感じでその若い医者の顔を目を開いてみましたよ。

そんな事お構いなしで、その医者がイスから立ち上がりながら看護師に、傷の手当して。と言うので、慌てて、あばらのあたりを痛がったのですが。と言うと、

若い医者:「あばらが折れていたら、患者さんは今こんな顔をして座っていませんよ。」と父の方をちらりと見て立ち去りました。

見事なまでの感情のない対応でしたね。後期高齢者がけがをしていて顔も腫らしてきているのに、もう少し優しくできないのでしょうか?

父の顔を見て、ほほ骨が腫れてるのは、一目瞭然なのに、そこには何も触れません。それに、私の言葉をさえぎるなんてあり得ない。

私は服を脱いで、ケガしている個所を全部見てくれるのかと思っていましたが、見事に一か所だけでした。

冷たい診察でした。
なんだか父が可哀そうになりましたね。

大変でしたね。の一言くらい父に言ってくれたら嬉しかったですね。

実は整形外科は、ここで2軒目。

去年行っていたところも同じような所で、そこの若い医者も似たような感じが鼻についたので、病院をかえたのでした。

病院選びは難しいですね。

今の若い医者は高齢者の患者は嫌いなのでしょうかね。

私が感じるのは、高齢者になったら医者は腕よりも心のある医者、それも高齢者の気持ちが少しでもわかる年配の方がいいという事です。

私自身が全く病院に行かないので最近の病院の事はよくわかりませんが、まさか医者はみんなこんな感じではないですよね。

あまりの冷たい態度に、氷の彫刻みたいでしたよ。^^;

実は家のすぐ近くにも整形外科があるんです。昔からやぶ医者だと評判の。なぜそういう評判がたったのかはわかりませんが。
なので私、そこは避けていたんです。

でも、近所の父とそう歳が変わらないご高齢の方がそこに通っている事を最近知りました。
先生も看護師さんも親切よって言っていました。

歳を取ってけがをして病院に行ったら、親切な所が一番ですよね。

次父がけがをした時は私達もそこの整形外科にいくつもりです。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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