柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

父の認知症 認知症の父と私

認知症親を施設入居させた日の気持ち

投稿日:


今日父が施設に入所しました。

今の私は、家に居たがる父を無理に入所させた罪悪感で一杯です。今更ですが・・・。

こんな気持ちになるだろうなとは少しは覚悟してましたが、少しどころではないです。

今朝は珍しく夜中紙パンツも脱いでいないし、布団も濡れてないませんでした。朝ご飯も「お前の作ったものは最高じゃ。」と言って全部食べました。

そんな雰囲気の中、突然連れて行かれた父。何が起きたのかというようなとても不安な顔をしていました。

帰りの車の中の私は無理矢理入れた事への罪悪感で一杯でした。
実家に帰り着いて、部屋に入った途端、涙が溢れました。

人生の最後まで家に居ると言っていた父なのに。ここは父が住む家なのに。と。

そして、息子が大学生になって家を離れた時に感じた一人ぼっちになっちゃったというあの寂しさと同じ寂しさも罪悪感と一緒に襲ってきて仕方ないです。

本当に自分勝手な私です。

皆さんも親を入所させた日は、こんな気持ちでしたか?
いつ、割り切れましたか?どうやって割り切る事ができましたか?

介護の最後にまだ辛い役目が残っているなんて。
初日だからかな?こんなに辛いのは。
明日目が覚めたら少しはマシになっているのかな?

 

台所で、話す相手も居なくぼーっとしていると、水に挿したハーブの苗に根が出ていました。「お父さん見て見て!」と言う父は居ない。黙って1人植えました。^^;

 

認知症でも父の存在を思い知りました。はぁ。と、罪悪感と寂しさのため息ばかり出ています。

どうしようもない私ですね。

 今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ

↑お手数ですがクリックして頂けると嬉しいです↑

↓こちらもぜひよろしくお願いします↓
PVアクセスランキング にほんブログ村

柔らかく楽しく生きる - にほんブログ村

-父の認知症, 認知症の父と私
-

執筆者:

関連記事

まさか認知症の父と会話が出来るなんて夢のようでした。

  認知症父の面会に、次女と一緒に行って来ました。 次女は施設に会いに行くのも、認知症が激しくなってからの父に会うのも初めてです。   前回の面会の父の様子から、変わり果てた父を見 …

認知症父との切ない思い出「ふるさと」

ネットサイトで中古の電子ピアノを購入してから、 また弾きながら歌う事を楽しんでいる私ですが、 歌を一番聞いてもらいたい人は施設に入所している91歳の父です。 父の介護をしながら一緒に住んでいる時は、私 …

父のお漏らしコースに使えそうな優れモノ発見!

父のトイレの失敗に悩んでいます。 紙パンツをしているのに、夜、明け方、朝の3回、全部垂れ流してそのまま濡れたその上を歩いてベッドに行きます。足跡が残っています。何の為に紙パンツをはいているのかわかりま …

親の介護は終わったのに心労で寝込む日々。

父が施設に入所すれば、父と私の介護日記は終わると思っていたのに、心配や悩みでまだまだ書くことが多そうです。   朝早く起きて、木の剪定をして雑草を抜き、雑草の中からキレイな花を見つけたので、 …

年老いた親お世話する人される人。皆同じですね。

入院している認知症父の面会が出来るようになったので、顔を見に行って来ました。 久しぶりの面会でした。 父は細くなっていましたが、辛そうな顔もしておらず、私の声に反応しては少し顔を動かしていました。 指 …


  1. すこまんち より:

    「大切な人を手放してしまった」という喪失感と罪悪感、とてもよくわかります。私もそうでした。でも、お父様が一人で暮らせない以上、施設入所は仕方がないことです。家族がいなければ誰でもそうなるわけてすし、家族がいても一人で介護を担うのは今の状態では無理ですよ。共倒れない前の正しい選択だと思います。
    頻繁に面会に行って様子をみてあげればと思いますが、コロナ禍の折無理ですよね…。いずれ落ち着いたら会いにいったり、できればたまに家にお泊りしてもらったりすればいいんじゃないでしょうか。
    今はご自身のこと、お嬢さんのことを大切になさってくださいね。

    • minori より:

      すこまんちさん、こんばんは♪
      いつもコメントありがとうございます。今日もコメントにとても励まされて気持ちが落ち着きました。
      今日の記事にも書いたのですが、ネットの中の「施設に入れてはいけない本当の理由」などの記事を見て
      落ち込んでいたのです。
      仰る通りで、コロナ禍で窓越しでしか会えないのですが、本当であれば施設って、家に帰って食事したり、
      結構自由に外出できるのですね。いつでも会えるようですし。会えない今は、自分のメンテナンスに時間をかけたいと思います。
      いつも優しくて勇気の出るコメントをありがとうございます。

  2. ビオラ より:

    みのりさん、こんにちは!お父様の施設入居、まずはお疲れさまでした。みのりさんはお優しいですね、私も勿論 罪悪感はありましたが ここまで何とか守られて犯罪者にならなくて良かった…という気持ちでした。私の父は怒ると物を壊したり何が理由で癇癪を起すか分からない恐怖に心身限界で、いつか間違いを起こしてしまうのでは、、という不安がよぎることもありました。当時は父への愛を無くしていたのですが、施設に入りとても穏やかになったので、今は心から可愛いと思っています。距離を置けたことで、親子の関係を回復できました。みのりさんのお父様は人生最後まで家に居たいと仰っていたそうですが、誰が見ても限界は越えていると思います。施設の食事は栄養のバランスも取れていますし、家に居るより規則正しい生活で健康的です。お父様は戦地に送られたのではなく、安全な場所へ送られたのです。良き施設選びをされたことや準備も立派な親孝行ですよ!

    • minori より:

      ビオラさん、こんばんは!
      まずは、今まで優しいコメントで支えて下さりありがとうございました。おかげで
      こうして無事に施設入所が終えられました。昨日施設の事務所で書類を書いていると、いつも家で食事するときにかけていた
      文部省唱歌(父が大好きなんです)と同じCDが偶然にも施設内で流れていて、びっくりしたのでした。
      それも食事の時間帯に・・・。なんだか不思議な縁を感じました。
      そうですよね、家にいる時よりも施設だと栄養のバランスに規則正しい生活ができるので、健康になりそうです。
      本当に戦地ではなく安全な場所に送られたと今日は心から思います。
      ビオラさんのご経験を教えて下さるおかげで、ビオラさんのお父様のような事例もあるのだなと知る事ができます。
      ご経験を通して、優しく見守って頂き、本当に感謝です。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログ運営者

こんにちは。 minoriと申します。 最近、心も体も丸くなってきた アラフィフおひとり様です。 どうぞよろしく! 詳しくはコチラをご覧ください  

介護日記まとめ